柔道整復師の学生時代はどう過ごすべきか?

こんにちは、荻野です!

柔道整復師の資格は国家資格のため、専門学校で資格取得のための勉強が必要になります。私自身も3年間夜間部に通い27歳の時に資格を取得しました。

臨床に出るようになり、整骨院を経営するようになった今、学生時代を振り返った時に「もっとこうしておけばよかったな〜」と思うことがあります。

その内容を今回のブログでお伝えします!

専門学校で学ぶ内容

解剖学
生理学
運動学
病理学
公衆衛生
整形外科学
外科学概論
柔道整復理論
リハビリテーション学
一般臨床医学
関係法規
柔道
包帯や整復の実技

上記の内容を基本的には学んでいきます。どのような整骨院に勤めるかによって何を重視して勉強するかは異なると思います。

特に最近は、慢性疾患をターゲットにした整骨院が増えて、外傷を扱わない場合もあります。当院の場合も慢性疾患しか施術は行なっておりませんが、一部包帯を巻いたほうが治りが早かったり予後がいい場合があるので、足関節や膝関節の包帯を巻くこともあります。

特に私が勉強しておいたほうがいいと思う科目は解剖学です。整骨院によって手技の内容は変わっても、原理原則である部分は変わりません。解剖学がわからなければ狙う筋肉や関節がわからず、手技が上手くなることはないでしょう。

もう1つ大事だと思うことは、科目ではないですが徒手検査です。私はここの勉強をおろそかにしてしまったので、あまり頭に入っていませんでした(涙)

なので、臨床に出るようになってから学びを深めていったので大変でした。

勉強以外で取り組んだ方がいいこと

私が専門学校を卒業してから、また戻るなら「これを頑張ろう!」と思うことは ” 人脈形成 ” です。

学校の先生と良い関係を築き、ある程度仲良くなっていたほうが、勤務先を紹介してもらえる場合もありますし、卒業してからも仕事や人生相談をすることができます。

転職する際も先生に相談ができますよね。私は学生時代そこまでを考えておらず、先生との関係を上手に築いていませんでした。

卒業してから相談したいことがあっても「あんまり仲良くなかったしな」とか「授業ちゃんと受けてなかったから相談しにくいな」というように思うことが何度もありました。

また、学校の仲間も先生同様に、転職先を紹介をしてもらえることがあります。それ以外にも社会に出てからの情報の共有ができますよね。

人脈があれば本当に助けになってもらえるので、学生時代の人間関係は大切にするといいですね!

もちろん学校外でも人脈を作る余裕があれば絶対に取り組んだほうがいいので、セミナーに参加したりして人脈形成してみましょう。

授業以外のゼミや講座に参加する

私の母校である横浜医療専門学校ではゼミという形で、技術のセミナーがあったり、その他授業以外で柔整師になるための学びの場がありました。

実は私も母校でのゼミを開催したことはあるのですが、今思えば参加しておけばよかったと思います。

全ての学校でゼミなどがあるかはわかりませんが、とりあえず情報に触れるということが今は大事だと考えています。基本的に人は自分の興味のあることしか情報を集めません。

ですが、1つの学び(情報)をきっかけに、そこから多くの学びが得られる場合もありますし、自分の見識が広がり成長につながっていきます。みすみす成長の機会を逃していまっていたと反省しています。

若いうちから、自分の知らない情報に触れることはとても価値のあることだと思います。現時点では興味がないことでも、学んでみると興味が湧いてくることもありますし、先に伝えたようにそこで人脈が作られるかもしれません。

まとめ

学校で学ぶ勉強だけでも正直大変ですよね。その中で新しいことを何か学ぶ時間を作るのは大変なことだと思います。なので、学校内でできることとして

「人脈を作る」

「ゼミや講義に参加する」

この記事を見ている学生の方はぜひ参考にしてみてくださいね!

株式会社エール
荻野俊

 

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