こんにちは、荻野です!10月になってから求職者さんの動きが活発になっていると感じます。求人媒体やエージェントからの問い合わせが増え、新卒の方の見学や面接を行う回数が増えてきました。
お陰様で、来年度に1名の内定者を出すことができましたし、これからも面接者が控えていますので、互いにとって良い出会いになるよう会社全体で取り組んでいきます。
さて、そんな今日は求職者の方のために会社の選び方を私の観点から伝えさせて頂きます。
条件で選ばない
まず、大前提として条件を” 第一の要素 “として会社を選ばないことをおすすめします。
条件とは給与や、勤務時間、勤務地、技術の内容などになります。最近は、整骨院業界も初任給の水準が上がってきています。パッと見条件が良いと引かれてしまう気持ちはわかりますが、給与だけで会社を選ばないようにしましょう。
こういった条件は会社が発展していく過程や、社会に変化が起こることで会社も変化を起こさないといけないケースがあります。良い変化が起こるうちはいいのですが、当然悪い変化も起こります。
コロナ禍では賞与を支給できない企業も多くありましたし、勤務条件や仕事の内容が変わった企業もありました。
私が知っている会社では、ブライダルの会社なのにキャンプの事業を始めて、社員の方がキャンプの知識を勉強し運営している会社もありました。会社は会社を守ることで従業員さんの生活や、外部取引先との関係を守ることができるため、その決断を下さなけれならない時があります。
では、条件ではなくどういったポイントで会社を選ぶといいか?をご説明します。
自分の方向性を明確にする
合う会社、合わない会社をハッキリさせるには” 自分の軸 “を持たなければその判断ができません。
自分の軸とは「どんな人生を歩んでいきたいか?」「どんな治療家になりたいか?」この二点になります。
「トレーナーになりたい!」というのは目標として良いとは思いますが、どんなトレーナーなのか?それによって選ぶ職場が変わってきます。もしくは企業に勤めずに” 弟子入りを “をしてバイトで生計を立てることだって選択肢になり得ます。
自分の軸が決まらない限りは自分に合う会社を選ぶことはできないと思っています。ここが中途半端だと勤めたとして働き方は中途半端になりますし、会社にも患者さん中途半端な貢献しかできません。
理念/ビジョンを確認する
自分の人生の目的やどんな治療家になりたいかという将来像が明確になったら、それに合う会社を選んでいきますが、ここでもまだ” 条件 “では選びません。
その会社の理念である考え方や価値観、ビジョンである会社の目標を確認してください。
ここが合わないのであれば勤めないほうがいいです。むしろここさえ合っていれば多少条件が変わっても会社と良い付き合いができます。
例えば、好きな人ができた時に「顔/身長/年収」などの条件で選んでしまうと、年齢を重ねたり、他に良い条件の人と出会った時に比較が起こり、良いほうに目移りしてしまいます。
ですが、「家族を大切にしている/お金の使い方が合う/楽しいことが好き」という価値観で選ぶと、相手の容姿など多少気にしても、変化があっても受け入れることができます。
働いている人の様子を知る
条件で選ばないためにも、その会社の雰囲気やどんな方が働いているのかはよく確認しましょう。社長や院長または人事の方との面接だけでは、会社のことはわかりません。
私が言うのもなんですが、会社もPRをしたいので良い部分ばかりを伝えます。院の見学に行くことで良い部分も知れるし、そうでない部分も知ることができます。その職場で働いている社員の方々やパートさんも含めて、どんな会社なのかを理解するためにも見学をお勧めします。
一度社会に出た方はわかると思いますが、仕事で会社にいる時間は家にいる時間よりも長くなります。
長い時間をともにする会社にはどんな思いがあって運営しているのか、どんな仲間が働いているのか。そういったことを知った上で就職先を決めるようにしてみてください。
” 合わなければ辞めればいい “と考える人もいるかもしれませんが、その被害を受けるのは患者さんであったり、会社であったり、一緒に働く仲間かもしれませんし、結局は最後に自分に返ってきます。
何度も転職を繰り返せばキャリアに傷がつき、次の面接で受かりにくくなるかもしれません。
そうならないためにも、入社前にはその企業の特徴を理解し成長できる環境を選びましょう!
では、本日の内容は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!
荻野俊
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